機関車が走るテキストアート SL
私が大学でunixを使い始めたころの話です。
ls コマンドを入力するところ、間違えて sl と打ち込んだ時の驚きをいまだに覚えています。
コンピュータルームで、隣で友達が画面一緒に見てて、なんかの期限直前だったのか、ちょっと緊迫した中、カタカタとキーボードをたたいてました。
で、sl のあとEnterキーを押した瞬間、
「あ、打ち間違えた。うわあーーーー、なにこれーーーー」
なんて、声を上げて笑い転げたことを覚えています。
残念ながら、その時、どんな作業をしてたのかはすっかり忘れていますが、画面を走り抜ける機関車だけ鮮明に覚えているんです。
目的はミスタイピングの癖を矯正すること!
完全なジョークソフトですが、man コマンドでマニュアルを見ると、その目的は、悪い癖であるミスタイピングを矯正することとあります。
そのためか、機関車が走っている数秒の間、Ctrl+Cで止めようとしても強制終了できません。
オプション
下はmanコマンドのマニュアルです。
lsコマンドでよく使う -a, -l, -F のオプション付きです。
-a は、乗客が「助けて」と叫んでます。
-l は、機関車が小さめです。
-F だと、機関車が空に飛び立つ感じが出てます。
SEE ALSO(参照)に、ls と出ているのも気がきいています。
インストール手順
このコマンド、普通に yum でインストールしたら、CentOSのLinuxで使えます。
インストールしてみると面白いですよ。
下はインストールログです。
と、yumコマンドを入力してインストールしています。
知らずに遭遇したほどの感動はないかもしれませんが、息抜きにはなります。
よかったらどうぞ。
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