エクセルVBAでデバッグを楽にする方法。変数をちゃんと宣言して使うように強制しよう

エクセル
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エクセルのVBAマクロにおいて、
変数宣言をしないで使うとエラーになるように設定する方法です。

これをしておかないと、
変数名をスペルミスして使ったときにエラーになってくれないため、
デバッグの効率が悪くなりますよね。

たとえば、

などと、書いた時、

と、tar_idと書こうとして tar_idx と書いてしまっても、エラーになりません。
結果として、disp_data では、何も表示されません。

そこで以下のように、モジュールの先頭で、
Option Explicit
と一行書くと、そのファイルでは変数は、使う前にかならず定義しないと
エラーになるようにできます。

 

同じコードを実行すると、次のようにエラーになってくれます。べんり~

でも、毎回書くの、面倒ですよね。

そこで、VBEにて

メニューの ツール→オプションを選択して、
「オプション」ウインドウの「編集」タブにて、

「変数の宣言を強制する」

にチェックを入れると、以降、ファイルを作るたびに、
Option Explicit
が先頭に自動で付加されます。

新しくファイルを作成すると、このとおり、一行追加されてます。

残念なことに、
すでに、存在しているファイルには自動で挿入されないため、
やっぱり自分でつけましょう。

 

毎回、きっちり宣言するのが面倒と思われるかもしれませんが、
デバッグで楽できるので、トータルでみると、全然面倒でないですよ。

ぜひ、明示的な変数宣言の強制、導入しましょう。

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