この記事では、2018年2月現在で、持ち運びできて、インターネットや記事執筆、プレゼンテーションを行うのに適したモバイルパソコンについて紹介します。
価格だけでなく、処理性能や軽さやバッテリ駆動時間などモバイル性能を重視したパソコンを紹介しようと思います。
中古パソコンは格安で好きなんですが
私は、記事執筆とかインターネットのようなパソコンに負荷の掛からない作業ならもちろん、プログラミング & 検証 のようなメモリ容量と処理能力が必要な用途でも、中古パソコンで十分だという考えがあります。
実際、私は、2011年モデルの パナソニックの CF-N10 というノートパソコンを5万ぐらいで買って、プログラミングしています。
全然、快適です。
ウェブプログラミングしているため、検証にはウェブサーバーで使うアプリケーションなどもインストールして持ち歩いています。
ちゃんと実用で使えてますよ。
ただし、メモリは、12GBまで増やしています・・・
中古PCについては、
記事「プログラミングを始めるのに中古ノートパソコンで十分です。6つの項目で選ぶおすすめ中古ノートパソコン」で書いていますので、合わせて御覧ください。
企業が大量にリプレイス(買い替え)してくれてるため、良いパソコンが多く出回り、ほんと安く手に入れられるんです。
やっぱり最新パソコンの方が快適なことも事実
でも、妻は「新品がほしい」という人です。
最高の道具を手に入れたいという気持ちももちろんわかります。
長く使うものだし、仕事で使うものだから妥協してビジネスチャンスを無駄にしたくないと。
で、妻には当時最新のNECのノートパソコンを買ったんですが、もう、超快適みたいです。
CPU処理性能だって私がプログラミングに使っても問題ないぐらい良くて、重さが900g。電源のないところで作業しても10時間以上、バッテリが持ちます。
ただ、メモリの増設ができず4GB固定ですので、ウェブサーバをエミュレートして、デバッガを立ち上げて、などのメインのウェブ開発用パソコンとするのは厳しいですね。8GBあれば余裕なんですが。
それ以外、エクセル、ワードなど文書作成、パワーポイントなどでプレゼンテーション、ウェブブラウザでページを開きまくっての執筆作業などは全然余裕だと思います。
モバイルに適したノートパソコンの選択基準
ということで、この記事では、持ち運びに適したノートパソコンを、
価格というよりはモバイル性能により焦点をあてて、紹介します。
まず、考える必要のある要素について説明します。
私は以下の7つの要素を検討します。妻にとっては重要とのことですが、私は色は、検討内容から外しています ^^;
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- バッテリ
- OS
- 画面サイズ
- 重さ
それぞれの要素について補足しますと、
CPU:
処理の速さを示すものになります。
世代、カテゴリによって性能が違いますが、
主に、カテゴリが処理性能の目安になります。
メインがインターネットでも、
動画編集とかを行なったりするなら、
処理性能が高いものが良いですね。
ここでは、CPUスコアというCPUの処理性能を計測した結果を
載せているページの情報を基準に選びます。
こちらです。→ PassMark – CPU Mark High Mid Range CPUs
ここの数字が3000以上あるCPUであれば、
実用上問題ないと思います。
メモリ:
作業領域です。これが少ないと、CPUが早くても処理速度が遅くなっていったり同時にたくさんの作業ができなくなったりします。
最低 4GB あれば快適に作業できます。
8GBあれば、いろいろと同時に行なったり、かなりパソコンに負担をかけた使い方も出来ます。たとえば、プログラミングに使うのであれば、検証のためサーバーの仮想環境を持ったりなどするなら8GBほしいところです。
動画編集とかを高速にという使い方をするのであれば、16GBとかも必要かもしれません・・・
ストレージ(二次記憶装置):
ハードディスク(HDD)とかSSDと呼ばれるものです。
ハードディスクより、SSDの方が早くて、振動にも強いですが、割高になります。
でも、最新型を買うのであれば、SSDのほうが絶対良いです。
私は、HDDの中古ノートパソコンを買っても、ストレージはSSDに換装しています。
HDDでは、特に電源を入れたままでパソコンを運んだりするとストレージが壊れる確率が高くなってしまいます。
バッテリ:
サイズがどうということはなく、駆動時間を比べます。
使い方によっては、カタログに記載されている駆動時間よりも電源がない状態で使える時間が短くなってしまうため、余裕を持って選ぶことが必要です。
でも、カタログ性能で10時間以上のバッテリ駆動時間があれば、十分ですよね。
OS:
Windows10がおすすめです。
Macが好きでパソコンに詳しければ止めませんが、Windowsを選択するのであれば、
複数の企業がパソコンを発売してます。
選択の幅が広いですし、出回っているパソコンのほぼ9割がWindowsをOSとして採用しているので、情報もいっぱいあります。
画面サイズ:
軽くしようと思うと、小さい画面の方が有利ですよね。
でも、たとえば10インチとなると、タブレットとしては大きめですが、ちょっとガッツリ作業するには画面が小さすぎて、目が疲れてしまうかなと。
ここでは、12インチ以上を選びます。
1インチ2.54cmですので、12インチは、画面の対角線の長さが、
12 * 2.54 = 30.48cm
となります。
重さ:
持ち運ぶのなら、重要な要素ですね。
1.5Kg以下なら持ち運びに支障ないとも思いますが、1Kg 未満であれば、とても快適に持ち運びできると判断します。
モバイルに適したおすすめノートパソコン
さて、上記の要素から私が勝手に選ぶベスト3機種です。
コストパフォーマンスを重視するんでしたら中古パソコンがおすすめですので、ここでは価格を考慮していません。
1位:LG製 ノートパソコン gram 15Z980-GA77J
最高です。びっくりの高性能、しかも軽いです。15インチで1Kgちょっとって私には考えられません。かなり快適に作業できるでしょう・・・
買ってしまいそうです。
CPU: Core i7-8550U (CPUスコア 8303)
OS:Windows 10 Home 64bit
メモリ: 8GB
ストレージ: SSD 512GB
バッテリ駆動時間: 23時間 !!
画面サイズ:15.6インチ フルHD(1920×1080)
重さ: 1095g
ちょっと、今まで見てきた中で異次元にすごいです。画面大きいのに軽い、軽いのに23時間もバッテリで作業できるって。こういうのが技術の進化ですよね。
私の持っている3Kgぐらいあって重くって持ち運びできない15.6インチ、CPUスコア8000のDELL ノートパソコンの性能が、持ち歩けるし電源なくても丸一日使えるって・・・・・
いつかはわかりませんが、次は新品でこれ買うかもしれません。
欲しい時、うまく中古で出回ってくれればなお嬉しいのですが。
2位:LG製 ノートパソコン gram 14Z980-GA55J
14インチ版もおすすめです。
CPUは i5 になってますが、実はCPUスコアは高く、これもかなり快適に作業できるでしょう・・・
CPU: Core i5-8250U (CPUスコア 7679)
OS:Windows 10 Home 64bit
メモリ: 8GB
ストレージ: SSD 256GB
バッテリ駆動時間: 26時間 !!
画面サイズ:14インチ フルHD(1920×1080)
重さ: 995g
画面も14インチで、15.6インチに比べれば表示が細かくなってしまいますが、その分、持ち運びがさらに快適に駆動時間も長くなるというものです。
悩みどころですが、でも、私なら、作業性効率をとって15.6インチを選びますね。
3位: パナソニック Let&’s note SZ6シリーズ
CPU: Core i7-7300U (CPUスコア 5113 )
OS:Windows 10 Pro 64bit
メモリ: 8GB
ストレージ: SSD 256GB
バッテリ駆動時間: 14.5時間
画面サイズ:12.1インチ(1920×1200)
重さ: 929g
型番が CF-SZ6の後にxxxxと続く文字によって、細かい仕様が違います。
LG製のほうが、お得感ありますが、パナソニック製のメリットもあります。
メリット
- DVDドライブ付き
- 自分でSSDの換装できる
- バッテリを複数持ったり、交換したり可能
バッテリが交換可能っていうのは、長く使うにはポイントになりますね。長く使っていると、バッテリって、段々容量が減ってきて、駆動時間が短くなりますから。
Amazonって、万一店が悪質だったりしても返品できる安心さがありますね。
私としては、Amazon経由だったためにお金が返ってきて助かったことがあったので、おすすめです。
万一と言いながら、1万回も買い物していないのに3回ぐらいはありましたね。
あとは、パナソニックのダイレクトサイトで買うという手もあります。
ここは、もう CF-SZ6 は売ってなくて、後継機種の CF-SV7 になってます。
CF-SZ6より高くなりますが、すべてにおいて進化してますね。
価格を気にせず、処理性能とモバイル性能を求めるのであれば、おすすめの機種です。
下のリンクをクリックして、SVシリーズを御覧ください。
まとめ
普段、中古パソコンばかり見てますが、あっと驚く新製品も見ていて楽しいですね。
仕事の効率重視なら、高くても速度が速いもの、軽いもの、快適なものを選んだほうが得する場合だってあります。長く使えますし、時間の節約にもなりますから。
そんな、おすすめのモバイル向けノートPCは、新製品が出るたびに変わっていきますが、LGの15インチはとくに衝撃の軽さでした。
安く済ましたいなら、性能を妥協するより、中古PCを選択する手があります。
でも中古だと、バッテリがくたびれてしまって駆動時間が短くなっている可能性もありますので、バッテリは取り外し可能なモデルを選んでくださいね。
中古PCについては、
記事「プログラミングを始めるのに中古ノートパソコンで十分です。6つの項目で選ぶおすすめ中古ノートパソコン」で
書いています。
記事で紹介しているノートパソコンは中古市場からなくなっているかもしれませんが、
その分、もうちょっと新しいモデルがどんどん、出回ってくると思います。
企業が大量にリプレース(買い替え)したことで、たくさん中古市場に出回ったノートパソコンが狙い目ということになるんです。
当分は、狙い目は、パナソニックの Let’s Note CF-N のシリーズか、CF-S のシリーズになると思いますよ。
この記事を参考に、良いパソコンを選んでくださいね。
コメント