スマホからPCへのテザリング、Bluetoothに比べWi-Fiテザリングが10倍以上高速でした

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CF-N10でBluetoothアダプタ付けたので、Bluetoothでテザリングしてみて、Wi-Fiテザリングの時とどれぐらい速度が違うのか計測してみました。

結果として、下り(ダウンロード側の通信速度)で、10倍以上Wi-Fiテザリングのほうが速いという結果になりました。その結果を紹介します。

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スマホからPCへのテザリング、Bluetoothに比べWi-Fiテザリングが10倍以上高速でした

条件が違うところは、スマホとパソコンの間の通信だけです。テザリングでのスマホ-パソコン間の通信は、USB接続、Wi-Fi接続、Bluetooth接続があります。

USB接続は充電もできて便利ですし、間違いなく一番速いと思いますが、出先で気軽に使えないため、今回計測していません。

計測結果

以下のようになりました。

Wi-Fi接続でのテザリング:15Mbps
Bluetooth接続でのテザリング:1.1Mbps

Wi-Fiテザリングの計測結果画面:

Bluetoothテザリング計測画面:

計測条件

sim:楽天モバイル

スマホ:ASUS製 ZenFone Max Pro M1 OSは Android8.1.0 

パソコン:Let’s Note CF-N10、OSはWindows10

計測方法:Netflixが提供しているFAST.comのスピードテストで計測

 

まとめ

速度比較ではWi-Fi接続が10倍以上と圧倒的高速

同じスマホやsimなどの条件が同じでも、スマホとパソコンをWi-Fiでつなげるのか、Bluetoothでつなげるのかによって、テザリングの速度は10倍以上も違いました。

Bluetooth接続のメリットは常時ONにできるところ

それでも、Bluetoothで接続したほうが良いケースもあります。それはBluetoothだと、常にテザリングの親機として待機していられることです。

通信速度が遅いBluetoothテザリングですが、Bluetoothテザリングは通信が発生していない待機時間ではほぼバッテリ消費がないというメリットがあります。

また、Wi-Fiテザリングでは、スマホをテザリング待機状態にすると、スマホのWi-Fi通信がOFFになってしまいます。スマホが、Wi-Fiのハードウェア(部品)を、テザリングにも、Wi-Fi通信するときも使うのでしょうがないです。

で、そのために、Wi-Fiテザリングでは、常にテザリング待機状態にしておくことができないのです。

出先でちょくちょくテザリングして通信したいときはBluetoothが便利

ということで、外出先でちょくちょくテザリングしたいならBluetoothテザリングが便利です。

例えば、出先でプログラミングしていると、調べ物が頻繁に発生します。そんなとき、いちいちスマホを取り出してテザリング設定をONにしたりOFFにしたりするのは煩わしいです。

だからと言って、スマホでWi-FiテザリングをONにしたまま忘れていると、バッテリ消費も増えるし、家に帰ってもWi-FiがOFFになったままとなって、余計なパケットが発生することになります。

また、実は、思わぬ通信をしてパケット使用料が無駄に増えないためにも、実はBluetoothテザリングのほうが、通信速度が抑えられていて便利だったりします。

例えば、すでに持っているアプリのインストーラをダウンロード始めてしまったりって、結構あるあるです。そんなとき、通信速度が速いと、ダウンロードを停止するまでの間に、無駄パケットがかなり発生してしまいます。

 

ということで、もし、出先でWi-Fiテザリングで不便を感じることがあったら、ぜひ、Bluetoothテザリングを検討してみてください。

おまけ:固定回線での通信速度(家ん中はWi-Fiです)

家の中はWi-Fiでつないでいるというのに、圧倒的に速いですね。73Mbpsでした。

やっぱり家では固定回線が快適です。

 

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