Linuxでディレクトリ差分表示diff で ファイル名だけ表示させるには -q オプション

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Linuxでディレクトリ差分表示diff で ファイル名だけ表示させるには -q オプション

diffコマンドの使い方

ディレクトリの比較

diffコマンドは、ファイルやディレクトリの差分を表示するコマンドです。

通常、テキストファイルは差分がある部分を下リストのように、

< 左側のディレクトリ・ファイルにある部分

>右側のディレクトリ・ファイルにある部分

というように、差分の内容まで表示してくれます。

ちなみに、上の例では、

のように使っており、-r オプション、-x オプションを使ってます。

-r はディレクトリの中も再帰的にチェックしてくれるオプション、-x は除外するディレクトリ・ファイルのパターンを指定するオプションです。

この場合、cache ディレクトリと var ディレクトリを除外して、eccube ディレクトリとeccube_bu ディレクトリを比較しています。

差分のあるファイル名だけ表示

さて、差分があるファイル一覧の情報を得たいとき、ファイル内の差分情報は邪魔になります。

こんな時、-q オプションを付けると、差分のあるファイル名の表示だけしてくれます。

先ほどの例では、

となります。

実行したときの結果は下リストのようになります。

のように、テキストファイルに差分があることだけ表示され、差分の内容は表示されなくなります。

かなりすっきりしてますね。

まとめ

Linux系の差分表示コマンド diff でファイル名だけ表示したいときは、-q オプションを使いましょう。

 

 

 

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